第46回西部腎臓学会in宮崎

2016年10月18日

寒暖の差が大きい日々が続きますね。

さて、10月15日・16日で西部腎臓学会がお隣の宮崎県で開催されました!

宮崎といえばチキン南蛮!地鶏!焼酎!

あ、もちろん飲み会だけではなく学会発表もきちんとしてますよ(笑)。

自分は今回は参加出来なかったのですが、大学が宮崎でしたので子供ができるまではよく遊びに行ってました。

宮崎大学自体は宮崎市から車で20~30分ほど離れた清武町という町にあり、大学の周囲は田んぼが多かった印象があります。

夏休みでがら空きの学生用駐車場に切り干し大根を広げて干しに来る農家のおじちゃんがいて、横のテニスコートで切り干し大根の匂いが漂う中テニスで汗を流していたのを覚えています(笑)。

また子供が大きくなったら遊びに行きたいですね!

それではまた来週~。



日本高血圧学会in仙台

2016年10月4日

10月に入りましたが、依然としてなかなか暑い日が続いていますね。

 

先日、外勤先に朝向かっているときのこと。ラジオの情報番組で日本の石が決まったというニュースを聞きました。

調べてみると、9月24日に日本鉱物科学会が「日本の石(国石)」を選定し、翡翠(ヒスイ:jade)に決定したそうです。

古くは縄文時代の勾玉などにも使用されていたようで、新潟の糸魚川市が名産地だそうです。

 

さて、9月28日より仙台で行われた日本高血圧学会に参加してきました。

実は自分は初めて関東より北の県に行きました。北海道も行ったことないので(笑)。

熊本→伊丹、伊丹→仙台と飛行機を乗り継ぎ4時間程度で到着。

仙台駅周辺はデパートなどの商業施設や、空港へのアクセス・地下鉄などの交通網もかなり充実しており、都市計画がしっかりと進んでいる印象をうけました。

学会前夜はURAHの集いで日本全国の高血圧を診療されている先生方が総勢70名集まり親睦を深めることができました。

幹事の先生方、どうもありがとうございました!

学会初日に発表も無事に終わり、昼の空いた時間に桒原先生と仙台城跡を見に行って伊達政宗さんと写真を撮ったり、

夜はもちろん牛タンで乾杯したり、と仙台を満喫出来ました!

 

それでは、また来週!



APCN&ISH

2016年9月27日

朝晩の冷え込みを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回はまずは9月17日~開催された「アジア太平洋腎臓学会(APCN)2016」の様子から。

今年はオーストラリアのパースで開催です。

当科からは桒原先生と藤本先生が参加されました!

左から桒原先生、藤本先生、そして札幌医大の山下智久先生、奈良医大の森本勝彦先生です。

 

そして、先週末から「国際高血圧学会(ISH)2016」が韓国、ソウルで開催されています。

当科からは向山先生、柿添先生、泉先生、江口先生、そして自分が参加しました。

自分はISHは初めての参加でしたが、全体としては臨床6割、基礎4割くらいでしょうか。高血圧ということでさ、さまざまな分野の先生方が参加される幅広い学会という印象でした。

韓国での開催ということもありアジアからの演題が非常に多く、韓国20%, 日本16%, 中国16%と3か国で半分以上を占めているくらいだったのではないかと思います。

今回当科からは研究領域の演題ばかりでしたが、次回からは臨床も絡めれると演題の幅も広がるかなと思いました。

 

今週後半は「日本高血圧学会」が仙台で開催予定です。

本場の牛タン楽しみです(笑)

 

それでは!



基礎演習発表会

2016年7月26日

熊本大学には医学科3年生が研究に触れるための基礎演習という期間が2ヶ月半ほどあり、その間は平日は週4日~5日研究している先生と研究に没頭することができます。

一つの科で2ヶ月半の間、研究を手伝うので科によってはかなり濃密な時間が過ごせます。今年は園田君、奥田さん、宮薗さんという3人の学生さんが腎臓内科に来てくれました。震災の影響もありなかなか研究を進めるのが難しい状況ではありましたが、3人ともよく頑張ってくれました。

7月25日月曜日はその成果や研究した内容を同級生や審査する先生方の前でプレゼンする日でした。

自分は外勤のため参加はできなかったのですが、3人とも堂々とした発表だったそうです(by 松尾先生)!

これから専門を勉強して医師として育っていく上で、今回の腎臓内科での基礎演習がなんらかの形で生きれば・・・

いや、生かすためには?

 

ということでいつでも腎臓に来てくださいね(笑)

 



第59回 腎臓学会

2016年6月20日

いろいろと忙しく、久しく更新しておりませんでした。

 

実は先日祖父がなくなりました。

震災後の5月初めより胆管炎を起こし体調を崩していたのですが、1ヶ月以上の入院生活を頑張ったものの6月16日未明永眠しました。胆管炎の原因は原発性閉塞性胆管炎と診断されました。

シベリア抑留の辛い経験を経て、球磨村の村長を3期務め、享年92歳の大往生でした。

改めて病院とは病を治すところであると同時に、家族の死を受け入れる心の準備をする場所でもあると実感し、勉強になりました。

 

さて、6月19日まで腎臓学会が開催されました。

泉先生、森永先生、そして大学院生の中川先生、江口先生、自分がそれぞれ演題を発表してきました。

自分は最終日しか参加できませんでしたが、とても刺激になる学会でした。

 

最後になりましたが、明日21日は医局説明会ならびに懇親会が予定されています。

たくさんの研修医の先生方のご参加お待ちしております!

 

 

 

 



集合

2016年5月20日

ここ数日、朝晩の冷え込みと日中の暑さとの寒暖の差のある日々が続いています。

体調管理に注意しながら頑張りたいものです。

 

さて、先日5月18日毎年恒例の集合写真を撮りました!

いつも通り山崎記念館の前で、いつも通り和気藹々とした笑顔で!

いつもと違うのは・・

 

水本宣伝部長のお腹回りが気になることでしょうか。

 

水本先生すいません(笑)!

 

 

さて、最後に現在の実験風景をパシャリ。

新大学院生4名を迎えこれからという時期にいきなりの震災でしたが、することのできる実験を進めています。

それではまた~!

 

 

 



修士・博士課程入試説明会

2016年5月17日

早いもので震災からもう1ヶ月が経ちました。

復旧道半ばですが、そんな中5月14日に平成29年度熊本大学大学院医学教育学部の修士・博士課程 入試説明会が行われました。

 

大学院の研究に関しては、大型のフリーザのクレーンでの移転も週末に終わり、徐々にではありますが研究のスタートが切れそうな状況です。

余震はやや減ってきましたが、復興はこれから先、月単位いや年単位でかかることと思います。

復興にはマンパワーが必要です!

というわけで…。

 

若人よ腎臓内科に来たれ~(笑)!

 

 



新医局

2016年5月10日

さて、ゴールデンウィークも終わり5月も半ばに差し掛かっております。

この度、腎臓内科医局は旧外来棟5階から旧管理棟2階に引っ越しをしました。

 

今日はついにその新医局の写真をお見せしましょう!

まずは女性部屋から~。

新しく購入したものはなく、ほとんど前の医局で震災の被害の少なかった綺麗なものを救出して完成しました。

 

続いて、気になる男性部屋!

じゃーん。

・・・。

女性部屋に比べると雑然としていますが、まぁまだ引っ越して早々なので御容赦下さい。

これから住みやすい環境へ改善していくと思います。

 

何はともあれ、医局のスペースが新たに確保できたことは大きな一歩ですね。

こうしてこのブログの更新も新医局から行うことができますし(笑)。

 

現在建築中の新医局棟が完成したらそちらにまた引っ越しになるので、それまでの間の住まいにはなりますが。

ここから新しく腎臓内科がスタートします!

それではまた近況報告いたします。お楽しみにー!



進捗状況

2016年4月27日

少しづつではありますが余震の回数が1日20回前後まで減り、気持ちや環境もやや落ち着きを取り戻しつつあります。

倒壊しそうなビルにより1車線規制で大渋滞だったバイパスも、中央分離帯の植え込みを削り2車線にすることで渋滞が緩和されていたりとこんな被災しながらも日々新しい発見があります。

そして、驚くべきことに九州新幹線が本日午後再開通したそうです♪

なんと高速道路も今月中に復旧見込みとのことです。

ライフラインや道路の復旧に携わる方々に感謝しつつ空を見上げる今日この頃。

 

さて、当科の進捗状況はといいますと、旧医局から旧管理棟2階へ医局を引っ越すことが決まりました。

長い間使われておらず水も出ませんが、少しづつ住みやすい環境に整えていく感じです。

その旧管理棟の2階に共同研究室も今後準備される予定とのことで、実験が再開できることが楽しみです。

 

このまま余震も少なく沈静化してくれることを祈りつつ、よいGWを!

 



復旧

2016年4月23日

早いもので4月14日の初回の地震から1週間以上たちました。

報道されています通り、4月22日時点の気象庁の発表によると今回の一連の熊本地震では、4月14日~16日にかけて震度6以上の地震が7回、そしてその後余震(震度1以上)が800回を超えています。

 

震災の爪痕は非常に深く、被害の大きかった益城町を中心とした避難所では今後の住居や食料など様々な問題を抱えていることと思います。

とはいうものの、徐々に体感する余震の回数も減り、熊本市郊外や中心部でも食料や水も十分に供給され始めた感があります。

ライフラインも都市ガスの復旧も始まり、断水も解除される地域が広がり徐々にではありますが、落ち着きを取り戻しつつあります。

 

さて、我らが腎臓内科はといいますと、今までの医局はとても住み続けられる状況ではなく、現在旧管理棟の2階の1室を借りて運び出せるものを移動させています(元医局の建物の内外の壁にはぞっとするほど激しい亀裂が走っています)。

臨床に関しては、腎生検後の処理を当院で行うことは難しい状況ですので、近隣の中核病院へ依頼したり、外注で対応したりしていますがほぼ通常通りです。

透析に関しては、熊大透析室でも透析が行えなくなった病院からの患者の受け入れを行っており、当科からも病棟の先生方を中心に1日4クール回しながら対応しています。

研究に関しては、オープンラボスペースに少しづつ使えそうな機器を運び込んでいます。もちろん今まで通りの研究が行えるようになるには数か月~数年かかることとは思いますが、それでも着々と研究室を新たに形作っているような楽しみがあります。慣れない力仕事と階段の上り下りで毎日筋肉痛ですが、一向に体重は減りません・・(笑)。

 

このような感じで、臨床・研究それぞれの分野で各自できることを考えながら邁進しています。

これからも医局復興の進捗状況を写真も載せつつ報告していきます。それでは!

 

 

 



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熊本大学医学部附属病院 腎臓内科 〒860-8556 熊本県熊本市中央区本荘1丁目1-1  TEL.096-373-5164

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